mather's diary

なんか書いてみる

プロフェッショナルとは?

先日「あなたにとってプロフェッショナルとは?」と聞かれて、こんなふうに答えてみました。

「責任感」と「可能性の追求」

自分らしいといえば自分らしいかもしれないけど、なんかこれだけでもないような…と言った後に考えていました。
とはいえアレもコレもと追加したところで支離滅裂だし、誤解をまねくことを承知で割り切ることは必要だと思います。

  • 責任感

行った仕事に対して対価となるものをいただく以上、中途半端に終わらせたり勝手に見切りをつけて逃げることは出来ません。
また、「指示があったからやりました」という逃げ口上は自分の仕事が何であるか考えていないということに他なりません。
もちろん初めからすべて納得ずくで始めることは不可能かと思いますが、それでもやると決める意志は自ら示すものです。

その代わり、「なにかがおかしい」「この仕事は必要なのか?」という疑問は、個人的にはきちんと発言するべきだと思います。
以前からのやり方に従うだけになっていたり、ただのルーチンワークに1日取られてしまうようなら、はっきり言って無駄だと認識しています。
「なぜこのやり方なのか」「この仕事は『なぜ必要なのか』『誰が行うべきか』『もっと簡単な代替案はないのか』」という言葉を反芻するようにしています。

  • 可能性の追求

ベンチャーという精神が個人的には好きなのですが、そもそもベンチャーとは何か。
新しい分野の開拓、ある事柄の見方を変えた新しい解決法を模索する、などなどいろいろあると思います。

では、ベンチャー企業と銘打ったあと、「ベンチャーでなくなる」とはどんなことなんでしょう。

僕の提案としては「積み上げたものを捨てる覚悟ができなくなったとき」かなと感じています。
いずれどんなものも時代の変化と共に消えて行き、その速度が分野によって加速している以上、全く同じ物や全く同じやり方では合わなくなるのは必然であり、常に変化と改善に向けた努力を強いられます。
ベンチャーであるということはその変化に一石を投じる挑戦を行うということであり、周りを巻き込んで変化を促すからこそベンチャーだろうと感じています。

しかし、社会が変化した後にその会社はどうなるのかというと、さらに変化を追求するのか、変化してゆく社会に適応していこうとするか、様々だとは思いますが、一時代の観念に根を張ることは正直難しいと思います。

私個人としての考えを述べると、変化を恐れてはいけないし、自ら変化し、周囲の考え方を変化させることを忘れてはいけないと思っています。
もちろん、手当たり次第に変化するのではなく、その意図や意味を理解する努力が必要になると思います。
これからも多くの方々と仕事を共にする以上変化することは必然ですが、その変化を意識的に受け止められるか、また、より良い変化に促すことができるかということは必ずもっと先のステップに繋がることだと思っています。

まだまだ若輩者ですが、こんな考えでプロフェッショナル足りえる仕事をしていきたいと思います。